色んなブラック

社内ブラックで審査落ち?

以上が信用情報によるチェックですが、それ以外にもキャッシングやローンの利用歴によって審査落ちになってしまうケースがあります。それが社内ブラックです。

社内ブラックが問題となるのは、信用情報機関に保存された記録が消去されたあとです。

一定期間が経過したのでトラブルの記録が消え、審査に通るようにはなっているはず。しかし、それでも審査落ちになってしまうことがあります。そのときに可能性があるのが社内ブラックです。

社内ブラックとは、社内に残された記録によって審査落ちになってしまう現象です。信用情報は重大な個人情報でありながら社外に持ちだされて使用されることから、保存期間が決められ消去されるようになっています。

しかし、外部に持ちだされない社内データはいくら保存しようがその会社の自由です。

基本的に過去の利用者のデータは消去されることがないため、昔にトラブルを起こしたカードローン会社に再び申し込んだケースなどでは、信用情報が消えたあとでも審査落ちになってしまうことがあるのです。

さらにここで注意したいのは、社内ブラックが社内のみに留まらない場合です。いまや消費者金融が銀行の子会社になっていることも珍しくなく、どのカードローンも金融グループの一員として活動しているところが多くなっています。

この場合、親会社と子会社の間では社内データが共有されているため、過去にトラブルがあった会社と同じグループ内のカードローンに申し込んだ場合にも社内ブラックによる審査落ちが起こりうるのです。

申し込みブラックについて

過去の延滞など一度も金融トラブルを起こしたことがないのに、それでも審査落ちになってしまうケースが存在します。それが申し込みブラックです。

申し込みブラックとは、簡単にいえば申し込みすぎによる審査落ちです。

カードローンの審査に通るかどうかはわからないので、どれかに通ればいいやと複数のカードローンに同時に申し込む方がおられます。申し込みを受けたカードローンの会社からすると、他社にも同時に申し込んでいる人は、かなりお金に困っているように見えてしまうのです。

そんな人にお金を貸すのはとてもリスクが高いです。念の為に今回は審査見送り、という結果になってしまうこともあるのです。

「なぜ他社への申し込みがバレてしまうの?」と思われる方もおられるかもしれません。

実は信用情報には申し込みをしたことがわかってしまう項目があるのです。参照情報といってどの会社が審査で信用情報を調べたかが半年間保存されます。

短い期間のうちにいくつも参照情報が残っている場合、この人は多重申し込みをしている人だな、ということが簡単にわかってしまいます。これが申し込みブラックなのです。

ちなみに参照情報のあとに契約情報がなければ、審査落ちになったこともわかってしまいます。

他社で審査落ちになるにはやはり理由があるはず、と疑いが生じるのが自然な流れでしょう。こうして審査でどんどん不利になってしまうので、多重申し込みは避けたほうがよいのです。